ニューヨークからの友人たち。

大阪から飛行機で羽田空港に到着し、そのまま友人KY宅のパーティーに直行。
今年の夏にニューヨークに行った際に、ニューヨークの北にあるクーパーズタウンに住む友人宅を訪れたのだけど、その友人カップルE&Rが仕事で東京へ来ているのだ。
僕より年上の友人たちも次第に年を取り、60代後半と70代のEとRには、会える時に会っておかないといつ何があるかわからないではないか。
彼らは、ニューヨークのチェルシーに豪華なアパートを持っていたのだけど、長く日本に暮らしたあと、Rの退職とともにしばらくして本拠地をチェルシーに移して、その後緑に囲まれた田舎町クーパーズタウンに引っ越したのだ。
そしてパーティーを主催してくれた友人KYも、30年くらい住んだ神宮外苑や千駄ヶ谷を離れ、今年の春に文京区に引っ越しだのだった。
KY曰く、「60代までは友人たちもいるから東京で暮らそうと思ってるけど、70からは田舎に引っ越そうと思ってる」
年上の友人たちの後半の人生の選択を知るたびに、僕たちはいったいどこで暮らしていくのが幸せなのだろうかと考える。
東京の喧騒や満員電車が好きになれないKは、東京にはもともとこだわりはないので、あとはふたりで暮らしたいと思う場所と、設計をきちんと立てられるかなのだろう。
友人たちとの楽しい時間を過ごしながら、どんなに楽しいひと時も、永遠にあるわけではないんだよなぁと思ったのだ。
淋しいというのではなく、そんな時間がかけがえのないもののようで愛おしかったのだ。
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