久しぶりの買い物。

沖縄の海のように美しいTシャツ(お揃いで買った)

ちょっと時間があったから、外出先で久しぶりに買い物でもしようかと、ひとりで新宿のオッシュマンズを覗いた。
オッシュマンズは、昔は原宿駅前に長い間あったのだけど、原宿店は閉店してしまい、今では時々新宿店に行くようにしている。ジムで着るTシャツやスニーカー、普段着にできるカジュアルなスポーツブランドも揃っている。
店内はセールをやっていたので、久しぶりの買い物にワクワクするのかと思ったのだけど、なんだか全然ワクワクしないのだ・・・それが・・・
「あれ?買い物しててもちっとも楽しくないや・・・」
Kが東京にやって来て3年半、思えば買い物はいつもKと一緒だった。
洋服にはほとんど興味を示さないKが面白く、一緒に洋服を選んだり、試着をさせたりしながらする買い物はとても楽しく、地味なものばかり選ぼうとするKにわざと派手なものを当てさせたり、そんな姿を見ながら僕はいつも笑ってばかりいたのだ。
僕が選んだものを気に入って、ちょっとうれしそうな顔をする時は、僕までとてもうれしくなる。
昔は一人で買い物をしていても、そこそこ楽しめたとは思うのだけど、今の僕は、買い物といえばKと一緒にをすることが身に付いてしまったのだろう。
不思議なことに、自分のものだけ買おうとすると、なんだか後ろめたい気持ちさえ浮かんで来てしまう・・・。
そこで、気を取り直して、Kにも一緒に買うことにした。
なんだか買う物がいつも2倍になってしまい高くつく気がするけど、こうしてKのものまで買うことが出来て、僕の気持ちもやっと楽しくなったのだった。笑
⭐️OSHMAN’Shttp://www.oshmans.co.jp/blog/staff/shinjyuku

父の墓参り。

いつもは父の命日であり誕生日でもある7月10日にお墓参りに行くのだけど、今年は徳島出張であったため、少し遅れて墓参りに行った。
37度にもなる炎天下の中、生前父の好きだった日本酒をお供えして、父の人生に思いを馳せた。父の墓前で思うことは、自分の年齢である49歳の時に、父はいったいどんな風に生きていたかということ。
会社の経営で、人材が思うように長続きしなくて苦しんでいただろうか?
 
母や僕たちと離ればなれになり、寂しい毎日だっただろうか?
まだ浪人生だった僕の将来を、ずっと心配していただろうか?
父が生きていたら、聞いてみたかった。
「お父さん、いくつになったら、きちんとした大人になれるの?」
「もうすぐ50歳になるというのに、未だに大人になりきれずにいるよ」
そんな話をして、お墓をあとにしたのだ。