レディ・プレイヤー1

スピルバーグの大作『レディ・プレイヤー1』は、昔懐かしい『バックトゥザフューチャー』をはじめて見た時を思い出すような、ワクワクするような映画だった。
僕は、インベーダーゲーム世代なのだけど、インベーダーゲームが日本で流行った小学校低学年の頃から、厳格な父にゲーム禁止を言い渡されていたので、一度もやることはなかった。
そのせいか、パソコンやスマホが身体の一部のようになり、ゲームが生活に入り込んでいるような友人たちが増えても、全く興味を持つことができず、どちらかというと目の前の世界への興味が強かったのだ。
『レディ・プレイヤー1』は、今から27年後の地球上の話。ゴーグルをつけるだけで入り込めるヴァーチャルリアリティ(VR)の世界(OASIS)の中で、人々は実際の地球上の生活以上にイキイキと生きている。
Appleのさらに上を行くような発明であるOASISが世界を変えていったのち、創設者の遺言をもとに、巨万の富を巡って繰り広げられる冒険劇。
27年後というちょっと想像出来そうな近未来を描いているところが共感しやすいのもあるのだろうけど、2時間20分に及ぶ物語は全く飽きさせることはなく、最後まで前のめりになって楽しめた素晴らしいエンタテインメント作品。
オタクでなくても楽しめる、日本映画やアニメーションに対する愛情に満ち溢れた作品。
⭐︎レディ・プレイヤー1http://wwws.warnerbros.co.jp/readyplayerone/

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