ヒヨドリの襲来。

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鳥除けの風船

家に帰って来て、ベランダの花を覗きに行ったら、先週末に植えたばかりの青い『ネモフィラ』の花が、どこもかしこも跡形もなくちょんぎられていた。
唖然としてベランダに出てみると、鳥が食い散らかしたのであろう青い花びらが、あちらこちらに散っているのを見つけた。
冬から春になろうとするこの時期、樹木も草花も少ないためか、ベランダの草花が狙われることがよくある。うちの周りの害鳥といえば、恐らくヒヨドリだろう。
病院にいるKにLINEを送ると、「かわいそう。ただしくん・・・」という返事が返って来た。
鳥の食べるものがないのはかわいそうだと思う。でも、新宿御苑や明治神宮にでも行ってくれたら、早咲きの桜や梅でもあるだろうに・・・。何もわざわざ植えた花を食い尽くさなくてもいいではないか。
Kは帰ってくるなり、鳥除けの風船をしまってあった戸棚から取り出してきて猛然と膨らませはじめた。(写真の鳥除けの風船は、大きな目玉が着いているのだけど、これが効き目があるのかは知らない)
その顔は、「なんとしてでも自分の恋人のお花を守らなければ・・・」という決意に満ちているようだった。

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