数の子の下ごしらえ。

この皮をむくのが面倒くさい

日本料理は、下ごしらえに尽きる。
それは、おせち料理を作っていると感じること。
なますを作るために大根や人参をこれ以上ないくらい細く千切りにしたり、里芋の皮を六角に剥いたり、面倒くさいと思える作業の連続だ。
おせち料理を作る上で最も面倒くさい作業は、数の子の薄皮むきではないだろうか?
3回くらい塩水を換えながら塩抜きをした数の子を、ひとつひとつ手に取り丁寧に薄皮をむいてゆく。
僕はこの手の作業にイライラしてしまうため、今年もKを向かいに座らせて手伝わせながら一緒に数の子の皮むきをした。
いつもはキッチンペーパーを使って皮を端っこに手繰り寄せていく作業をするのだけど、ふと思いついて、キッチンペーパーではなくリネンでやってみたらキッチンペーパーよりも皮を寄せやすかった。
Kは素直な性格なので、言われた通り忍耐強く数の子の皮をむいてくれる。
きっと美味しいものが食べられる時間を想像しているのだろう。
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