ギフト 僕がきみに残せるもの

今年、最も素晴らしいドキュメンタリー映画、いやもしかしたら全ての映画の中で、今年最も感動した映画に出会ったかもしれない。
いつものようにBridgeのMからLINEが入ったのだ。「ギフト 僕がきみに残せるもの、っていうドキュメンタリー観て‼︎素晴らしいよ!」今週末は東京にいないので、慌てて渋谷のヒューマントラストシネマに観に行った。
診断後2年〜5年の余命と言われている難病ALS(筋肉そのものが次第にやせ細ってゆく病気)にかかったアメリカンフットボールのスター選手スティーヴンは、宣告とほぼ同じ時に奥さんが妊娠していることを知る。
6ヶ月後に生まれてくるであろう子どものために、スティーヴンは自分や愛する妻、家族のことをビデオダイアリーとして撮影しはじめる・・・。
スティーヴンの強さとやさしさ、そして、鋼のような勇気は、僕たちにこの先もずっと忘れることのできない燦然と輝き続ける光を残してくれる。
そして、ミシェルという奥さんのまっすぐで嘘をつかない愛情は、信じられないような人間の温かさを教えてくれる。
綺麗ごとだけではなく、難病を抱えながらひたすらに生きる家族に密着した奇跡のようなドキュメンタリー。
必見です!!!
⭐︎ギフト 僕がきみに残せるものhttp://transformer.co.jp/m/gift/
◎ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、脳からの指令を筋肉に伝える運動神経が何らかの原因で損なわれる病気で、思い通りの動作が次第にできなくなり筋肉そのものがやせ細っていく病気。およそ10万人に2人〜5人が発症するという難病。理論物理学者スティーブン・ホーキングもこの病気で、日本で2014年頃にSNS上で流行ったアイス・バケツ・チャレンジも、この病気に関わる運動。

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