アカデミー賞を見るひととき。

アカデミー賞の発表の日は、毎年2月の最後の日曜日の夕方から夜にかけて。これはアメリカ時間なので、東京では月曜日の朝の9時くらいからレッドカーペットを歩く煌びやかな俳優たちを見ることが出来る。
僕は毎年会社を休んで、友人のMの家にお邪魔して、友人たちと一緒にアカデミー賞の中継を見ながら、ワインやシャンパンを飲み、食べ物をつまむのが恒例だったのだけど、ここ2年くらいはMの都合が悪く、Mのお店である新宿2丁目にある『Bridge』で、映画好きの人が集まって見るようになった。
発表の前までにそれぞれが賞の予想を立てて、昼間は決してニュースを見ずに、Mが録画してくれた字幕入りのアカデミー賞を夜の9時からみんなで見るのだ。
今年のアカデミー賞の感想は、昨年、ノミネートが白人ばかりに偏っていたため批判されていたアカデミー委員会により、今年はたくさんの黒人がノミネートされるなど変化が見られたことと、トランプ政権を受けて、政治的な発言が沢山見られたことだろうか。
作品賞の発表間違いなどのありえないハプニングもあったけど、総じてアカデミー賞の数時間をゆっくりと見られることは、この上のない幸福な時間だった。
これから公開される『ムーンライト』など、期待に胸が膨らむ作品ばかりだ。
録画をして、楽しいひとときを用意してくれたMに感謝している。
ありがとう!

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