LA LA LAND

この曲も素晴らしい

僕らの『ライアン・ゴズリング』と、スパイダーマンの『エマ・ストーン』と来れば、見ないわけにはいきませんよね。
オープニングのっけからミュージカル魂を鷲掴みにされて、踊りに心揺さぶられ、ロマンチックな展開に息を呑み、せつなくて涙が溢れた。
ずっと前から心待ちにしていたラ・ラ・ランドは、噂に違わぬ素晴らしい作品だった。
脚本と監督は、ハーバード大学出身のデイミアン・チャゼル32歳。昨年アカデミー賞を賑わせた『セッション』の監督だ。
この作品の驚くところは、脚本も音楽もすべてオリジナルというところ。作曲のジャスティン・ハーウィッツは、これまた葉^バード大学で監督と在学中に知り合っていたというのも驚きだ。
ミュージカルと聞くと、あまりミュージカルのなじみのない人は、「いきなり歌い出したりして意味が分からない・・・とか、わざとらしさが鼻についてなんだかついていけないんだよね・・・」なんて思う人もいるかもしれないけど、この映画に関して言うと、そういったミュージカル臭さは、かなり抑えられているのではないかと思う。
それは監督が、いわゆるミュージカル映画にあるような、本番を何本もテイクを撮って完璧を求めるというよりも、ストーリーの中で俳優の心情に重なるように、あくまでも自然に歌が取り入れられているからだろう。
ミュージカルに必須条件の要素があるとしたら、華やかさ・笑い・悲しみ・せつなさ・ばかばかしさ・・・だろうか。この映画は、そんな要素を見事に兼ね備えていると思う。
素晴らしい音楽にロマンティックな恋愛ストーリーは、はじめてミュージカルを見る人でも虜にするに違いない。
⭐️LALALANDhttp://gaga.ne.jp/lalaland/sp.html

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