ベッドの位置を変えてみた。

今の家に引っ越して来てから、ほぼ1年が過ぎようとしている。
日当りがよく、冬になっても日中は暖房がいらないくらい暖かいのと、通りの道行く人を眺められること、6駅を利用できるということが思いのほか便利でとても満足している。
ただ、一つ気になることがあるとすると、年のせいなのか、睡眠がなかなか続けて朝まで眠れなくなって来たということだろうか。それと、前よりも変な夢を見る頻度が増えたような気がするのだ。
これは、この家がどうのこうのではなくて、47歳ともなれば誰でも程度の差はあれ、睡眠障害を抱えることになるのだと思う。
それでも、もしかしたら部屋のレイアウトを変えたら多少変わるのかもしれないと思い、早めに帰宅した日にKとふたり、ベッドの位置を反時計回りに90度回転させてみることにした。
寝室やベッドの位置は、風水ではとても重要な要素だという。寝室の場所は今更変えることは出来ないけど、ベッドの向きだけは、僕の家のように狭い日本の住宅環境でも多少変更出来るのではないだろうか。
ネットで『ベッド・位置・風水』などと調べるとhttps://kaumo.jp/topic/322、生まれ年によってすぐに本命掛というものがわかり、本命掛から『東四命』と『西四命』という2つが現れる。僕は『西四命』であることがわかった(ちなみにKも同じく『西四命』だった)。
ふむふむと思って配置図を眺めてみると、今の部屋のように真ん中に壁に寄せて真北に向かって枕があるベッドの配置は、『東四命』では吉だけど、僕の『西四命』では吉ではないことがわかった。
そこでベッドのサイズを測り直し、『西四命』において吉方位とされる西枕になすようにベッドの位置を反時計周り動かしてみた。
狭い部屋でも不思議なことに、ベッドを90度変えるだけで、まるで別の部屋のように空気感が変わったのがわかる。なんというか、風が抜けるようになり、部屋が今までよりも広く感じられはじめたのだ。
ベッドを動かしたことにより、ベッドサイドのテーブルも変更して、リビングのサイドテーブルを持って来たり、照明も変えたら、落ち着く部屋が出来上がった。
夜ふたりで眠る時は、「なんだか同じ部屋とは思えないね・・・どこかホテルに泊まりに来たみたい。でもこの配置も悪くないね・・・」なんてふたりで言いながら眠りについた。
そしてその夜は、10時過ぎに眠りについて、夜中の3時過ぎまでぐっすり眠りに落ちたのだ。
それもこれも、僕が思い込みが激しいだけなのかもしれない。でも、何千年という昔から信じられている風水を、ビル・ゲイツでさえも取り入れているのだから、僕たちが取り入れてみたって損はないだろう。ベッドをほんの少し動かすだけで、気持ちよい眠りが得られるのならば。

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