ハドソン川の奇跡

アーロン・エッカート♡

監督として、いくつもの心に残る名作を生み出し続けているクリント・イーストウッドのことを、僕は心から尊敬している。それに、大好きなトム・ハンクスが出るなんて聞いたら、何があっても観に行きたいと思い、Kを引き連れて鼻息荒く初日に劇場に向かった。
2009年1月15日、ニューヨークの上空で飛び立ったばかりの航空機が、アクシデントにより突然全エンジンが停止、155名の乗客を乗せたまま急遽ハドソン川に不時着した奇跡のような出来事の裏側を、新しい視点で描いた作品。
この映画の凄いところは、事故発生から、ハドソン川への着陸を決断するまでのわずか208秒を実に巧妙に描いている脚本だろう。そして、何度もなぞるように事故を体験させながら、ぐんぐん映像に引き込まれてゆく見事な演出。
「自分の認識している事実は、実際に起こっていた事実と同じなのだろうか?」
「208秒の間に自分が判断し選択したことは、果たして最上の選択だったのだろうか?」
人間とAIの戦いを描いた秀作。
余談だが、僕は助手のパイロット役のアーロン・エッカートという人がタイプだった。あまり白人に興味を示すことはないのだけど、なんともセクシーに感じてしまった。笑
★ハドソン川の奇跡http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/

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