シークワーサー。

沖縄の空港で、シークワーサーを買ってきた。
緑色の網に入って、小さなシークワーサーの実は50個くらいあるかもしれない。たったの500円だった。
家に帰って来て、食事のたびにシークワーサーが食卓に登場している。
たとえば、秋刀魚を焼いて、大根おろしに添える。
泡盛を水で割って、ほんの少しシークワーサーを絞りかける。
モズクを皿に入れて、三杯酢に皿にシークワーサーを絞ってみる。
そうめんを茹でて、薬味と一緒に添えてみる。
アボカドを切って、シークワーサーを絞ってみる。
3センチにも満たない果実だからこそ、もったいないと思わずに、気軽にじゃんじゃん使えるのもシークワーサーのいいところだろう。
カボスやレモンなど他の柑橘とはまた違った、シークワーサー独特の爽やかな香りは、沖縄の夏をギュッと小さな果実の中に閉じ込めたかのよう。
シークワーサーも、もっと買って帰って、友人たちに配ればよかったと今になって思っている。
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