LGBT、働く人の8% 職場にいると「嫌だ」35%

ご覧になった方もいると思うが、Yahoo!のトップニュースに、こんな記事が載っていた。
★http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160825-00000101-asahi-soci
見出しは、『LGBT、働く人の8% 職場にいると「嫌だ」35%』
記事の中の、『職場の上司や同僚、部下が同性愛者や両性愛者だったらどう感じるかを聞いたところ、「嫌だ」が35・0%。』ここのところを見出しとして抜き出しているところに、なんとも言えないやりきれなさを感じてしまう。これを見て、傷つかないLGBTがいるだろうか?
こんな記事を目にするたびに、マスコミが社会に対して、どんな風に見出しを立てれば受けるのかばかりを考えているのだろうと推測する。
そして、こんな記事を見るたびに、「ゲイは気持ち悪い」などと言っている人たちに、正確な知識が伝わっていないこの国の今の状況を思い知らされるのだ。
「ゲイは気持ち悪い」と言っている人の、隣の席の同僚は、ゲイかもしれないし、弟はゲイかもしれないし、もっと言うと、お父さんがゲイかもしれないのだ。
そして、こんな意見が多数あるところを見ると、未だにセクシュアルマイノリティが後天的なものだと思っている人が多いのだろうと思う。
好きや嫌い、気持ち悪いなどの主観は、僕たちにはどうすることもできない。
でも、正確な知識を広めて、なんとかみんなが安心して暮らせる世の中にしなければならないと思うのだ。
先日の一橋大学のゲイの子が、アウティングにより自殺したことや、今回のオリンピックのイギリス人高飛び込み選手への批判などを、この世界からなくしていかなければならないと思うのだ。
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