沖縄から帰ってきて。

僕たちのビーチ

フクギ並木

今週の月曜日、東京を直撃した台風のせいで、沖縄からの帰りの飛行機が3時間遅れた。
そのお陰で晴天の沖縄で過ごす時間が増え、時間をかけて買いものをしてゆっくりランチを食べ、飛行機は更に3時間遅れて台風直後の東京に着いた。
それにしても、思い出すのは沖縄のことばかり。
フクギ並木のおじいさんのこと。
シークワーサーを絞って食べた海ブドウの美味しさ。
伊江島のもずく。
島らっきょうの剥き方を教わったこと。
沈んでゆく大きな夕陽。
手作りの沖縄ガラスの美しさ。
アオサ入りのそば。
豚軟骨の薫製の香り。
小さな青い魚とニモ。
大きなヒトデ。
俵万智さんが、東日本大震災の後に石垣島に移住したという話を読んで、あの震災を経験した後は、沖縄でなくとも、どこか田舎の町へ移住したくなるということに共感出来る気がした。
今日もフクギ並木のおじいさんは、いつもの場所から海を眺めていることだろう。
僕たちと同じような旅人を捕まえては、島の話を聞かせていることだろう。
また会いにいきたいな。おじいさんに。
そして、あの美しい海で心ゆくまで遊びたい。

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