治療茶寮

新宿御苑前の駅のすぐそばに、素敵な鍼灸院がオープンしている。
その名も、『治療茶寮』。
院長は、東京医療専門学校 鍼灸マッサージ科を主席で卒業したという人で47歳。やさしい声と穏やかな観音スマイル、無精髭のイケメン。
僕自身、背中のコリが慢性的にあり、時々いろいろなところでマッサージを受けていたりはするのだけど、マッサージはその時は気持ちいいのだけど、やはりその場凌ぎに過ぎず、何か根本的な解決はないものかと『治療茶寮』を訪れた。
はじめは、院長とソファでお話をしながら、現在の気になる身体の悩みを話すことに。一概に背中のコリと言っても、原因はどこなのか、施術は鍼か灸か、マッサージなのか、親切丁寧に相談にのってくれる。施術が決まって、着替えてベッドにうつぶせになり、身体の全体をチェックしてもらうために、マッサージがはじまった。イケメン院長は、自分のテクニックに自信があるかのようにささやく。
院長「たいてい、お客さんは、施術中にうとうと眠ってしまうんですよ」
僕「マッサージ中に眠ってしまったら、なんだかもったいない気がして僕は眠りません・・・」
その後、背中の硬い箇所に鍼を、そして、背骨に沿って灸をすえてくれたのだけど、鍼は恐れていたような変な痛みはいっさいなく、灸は、背中でモグサを燃やすわけではなく、熱いという感じはなく温かな石を置かれているような感覚だった。足首がむくんでいたようで、足首にも鍼を打ってももらい、終わったら身体中が温かく、なんだかぼんやりとしていた。
院長「鍼は、打った直後はぼんやりするようなこともありますが、そのうちに身体に入った異物(鍼)をなんとかしようとして、身体中の細胞が活発化してくるんです・・・」
自分の身体のことをよく知っている、信頼の置ける鍼灸マッサージ院があると心強いに違いない。ちょっとした不調の時に、すぐに見てもらえる場所があるというのはありがたい。
最後まで穏やかな観音スマイルを浮かべたままの院長は、オペラ歌手のような美声で僕にやさしく語りかけてくれた。この人がオペラを歌ったら、きっと上手だろうな。
★治療茶寮https://www.facebook.com/chiryosaryo/
https://www.shinq-compass.jp/salon/detail/2030/
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