スノーホワイト 氷の王国

シャーリーズ・セロンが、意地悪く恐ろしい(ゲイ好みな)女王をやっていた前作のスノーホワイトが面白かったので、今回もKと楽しみに見に行った。
今回は前作より更に前の話で、スーパービッチのシャーリーズ・セロンに、美しい妹(エミリー・ブラント)がいたというお話。
スノーホワイトというタイトルだったので、お姫様好きの僕としては、白雪姫(クリスティン・スチュワート)も出てくるのかと思ったら、白雪姫は一切出てこないのだった。
なんと、名女優ジェシカ・チャスティンとオーストラリアが誇る美男子クリス・ヘムズワースの純愛を基軸に、美しく儚い氷の女王とスーパービッチのシャーリーズ・セロンの姉妹の恐ろしいストーリー。
この映画を見て思ったことは、お姫様と王子様の出てくるおとぎ話も素敵だけど、酷く傷つき孤独になり、絶望の淵で生きる氷の女王の話は、また別の形で人の心を捉えて離さない、ある種の人間の普遍性が潜んでいたということ。
マレフィセントの制作スタッフが関わったと言うけど、マレフィセントよりも断然良くできていると思う。先の読めない脚本も素晴らしい。
シャーリーズ・セロンの恐ろしい魔女ぶりは更に凄みを増しているし、エミリー・ブラントの美しさは彼女の背負っている悲しみを際立たせている。
クリス・ヘムズワースの笑顔は胸を掴むし、ジェシカ・チャスティンはどんな映画に出ても、その役になりきっているところがすごい。
最後まで息をつかせぬほど楽しませてくれる、エンタテインメント映画。
★スノーホワイト 氷の王国http://snow-movie.jp/sp/

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