神宮へ。

五十鈴川

伊勢神宮に来たのは、前の恋人と訪れて以来だから、かれこれ15年ぶりくらいだろうか。
大きくは外宮と内宮に分かれ、125の社からなる伊勢神宮の正式名称は、地名などつかない『神宮』だ。
参拝は、外宮→内宮の順番で行うものであり、伊勢市駅から歩いてすぐの外宮へ入っていくと、すぐにここが他の神社とは一線を画すことがわかる。
一言で言うと、『清々しい』のだ。
外宮からはバスで内宮に向かい、宇治橋を渡りながら透き通った五十鈴川を眺める。深呼吸をすると、「ああ、久しぶりに神宮に来たなあ…」と思う。濃い檜のような、森林の匂いが一帯を覆っているのだ。
時間のない時は、正宮だけ参拝するしかないのだけど、出来れば、周りにある別宮も参拝するといいと思う。荒祭宮、風日祈宮など、1300年以上も前から人々が祈りを捧げてきたのには理由があるのだろう。
僕が神宮の好きなところは、格式が高いとか、荘厳な雰囲気というよりは、とても親しみやすさを感じるからかもしれない。そして、神宮を後にするときは、なんとも言えず気持ちよくなっているからだろう。
できれば来年も節分までにお参りをして、清々しい気持ちで新しい年を迎えたい。
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