酒陶 築地

アワビとウニと肝添えチーズがけ

うずらと上総牛

キノコとのどぐろの炊き込み御飯

福岡には、お気に入りの料理屋さんがいくつかあって、『酒陶 築地』もお気に入りのお店のひとつ。
昔は、薬院のはずれにひっそりとあったお店は、この10月に白金に移転していた。
表の道からはお店があるのかわからないような細いアプローチを抜けると、整然としたカウンターが広がる店内に入る。カウンターは、椅子に比べて少し高いのだけど、物がなくスッキリとしている。ご夫婦は、相変わらず温かくもてなしてくださり、今日はクリスマスなのでコース料理にしてみた。
料理は、11品。
牡蠣の金時人参ソース、アコウのお刺身、渡り蟹の茶碗蒸し、ふぐと焼き茄子、鰆と牛蒡、低温調理のアワビとウニと肝添えチーズがけ、車海老のお椀、アラとビーツの煮物、オコゼの天ぷら、ウズラと上総牛、キノコとのどぐろの炊き込み御飯。
クラシックな京都の割烹料理などとは違って、驚きのある食材の組み合わせや調理法が取り入れてある。
たとえば、ふぐに焼き茄子を合わせたり、アワビとウニに、更にチーズを合わせたり、アラにビーツを合わせるなんて、他の店では見たことがない。イタリアの常識からすると、海のものにはチーズは合わないとされているからだけど、そんな常識を気にすることなく、常に新しい独自の料理を追求されている。
日本酒の品揃えも豊富で、出来立ての生酒が数種類扱っているのも魅力的だ。
ゆるい音楽が流れ、次はどんな料理が出てくるのだろう?と、見たこともない料理に期待をする時間も楽しいものだ。
また必ず訪れたいと思う、福岡にしかない名店。
★酒陶 築地
092-531-6386
http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40019154/
福岡市中央区白金2-15-46

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