モントリオールからJFが来日。

豆乳とコーンとウニ

お造り

クエと松茸のご飯

昨年モントリオールでお世話になった、カナダ人のJFが来日していて、金沢や京都を旅行したあとに、やっと東京で会うことが出来た。四谷三丁目の行きつけの店『和食こんどうhttp://s.tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13150477/』へ。
それにしても、こんなに日本好きな外国人を僕は見たことがないかもしれない。
お料理が出て来るたびに、それらがどこの産地なのか、素材は何かをいちいち確かめるように聞いてくる。
「大間はどこですか?」
ほぼ2ヶ月くらい、日本のあちこちを旅して来たのに、また今度は来年の1月に日本に来たいと、次の旅行の予定を立てていたりする。
僕が、カナダにまた遊びに行きたいと言うと、JFは張り切ってカナダの連れ回したい場所を話し出す。
「カヌーをして、オーロラを見に行きましょう…それから、スキーもいいし、カエデの紅葉も見て欲しいんです…」
「モントリオールに暫く住めばいいですよ。僕の家にただしが住んで暮らせばいいです。僕は日本に来て、ただしの家に行くから…」
僕は僕で、ふとモントリオールに行って暮らすことを夢想してみる。呪文のようにしか聞こえないフランス語の町の、美味しいビストロなんかに行くのもいいだろう。
本当のところ、日本の会社に今のまま定年まで勤めていなければならない理由なんて僕たちにはないのだ。
「お金を稼がないと生きていけない」とか、「老後はどうするの?」とか、そんな不安があるから、僕たちはほとんど定年まで何も考えずに働くのだろう。
でも本当は、人はどこの国で、どんな風に生きたってかまわないのだ。
そんな風に思うと、後半の人生がぐっと魅力的に見えてくるから不思議だ。
★素顔のモントリオール。その1http://jingumae.petit.cc/banana/2334594
★素顔のモントリオール。その2http://jingumae.petit.cc/banana/2335014
カテゴリーgay

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