トロントニアン

ニューヨークでの2泊が過ぎて、早朝の便でトロントへ。
先にトロントに入っていた友人たちと合流して、セントローレンスマーケットを散策してから、カナダ人の友人のホームパーティーへ。
ゲイの友人二人でシェアしているマンションは、とても広く眺めもよく、彼らが手の込んだ食事も全部用意してくれていた。
ニューヨークの人のことを、ニューヨーカーと言うように、トロント人のことを英語では、トロントニアンと言う(ちなみに、東京人は、トウキョウイット)。
ニューヨークからトロントに入ると、驚かされるのは人が全然違うことだ。ニューヨーカーは、速歩きで人を押しのけて歩いていくようなところがある。「excuse ME!」と言った感じに(MEが重要な感じ)
それに比べてトロントニアンは、町をとてもゆっくり歩いていて、なんというか、おっとりしていて余裕がある感じなのだ。
トロントニアンの友人たちも、カナダ人の例にもれずとても親切で、誰とでも分け隔てなく話をする。自家製のサングリアを飲みながら、ベランダで焼いてくれたバーベキューでお肉を食べて、彼らの生活や生き方の話を沢山聞いた。
ホームパーティーに僕たちを招いてもてなしてくれたのは、彼ら自身が何かにつけホームパーティーをやるということと、普通にお店で食事するよりも、ローカルな本当のトロントニアンを知って欲しいからだと言う。
旅行会社の社長をはじめ、建築家や教師など様々な職種の彼らと、はじめて会った人であってもぐっと距離が縮まり話が進むのは、僕たちがゲイだからだろう。
カナダ人は、概ね日本人に対してとても友好的で、時間があれば日本に観光に行きたい。お花見がしたいなどと口々に言っていた。
トロントニアンが東京に遊びに来た時に、僕たちはいったいどんなおもてなしを彼らにしてあげることが出来るだろうか。
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