HAPPY PRIDE!

カミングアウトしたKI-YOさん

空は高く晴れ渡り、TOKYO RAINBOW PRIDEの会場は朝から沢山の人が押し寄せた。パレードは3000人、会場へ足を運んだ人は、55000人を超えたという。
パレードは先頭で、僕の弟で主催者のF、妹のG、レスリーやレスリーの恋人のライアン、そしてOUT IN JAPANの曲を作ってくれたKI-YOさんたちと一緒に、みんなで大きく笑いながら歩いた。
会場では沢山のLGBTたちが、男同士女同士が自由に手をつなぎ肩を並べて歩いていた。みんなの顔に笑顔が溢れ、会場いっぱいに愛が放たれているようだった。
KI-YOさんはこの日、ステージの上でWE ARE ONEを歌う時に、みんなの前でカミングアウトをした。ミュージシャンとしてカミングアウトすることは、リスクも伴うものだろう。それでも自分のセクシュアリティに正直に生きる道を選んだKI-YOさんを、僕はとても勇気のある人だと思った。
4オクターブもでるという歌声は声量があり、会場も拍手でこたえていた。
人生のうちでは時々、幸福感でいっぱいになって、胸がはちきれそうになる時がある。僕にとってTOKYO RAINBOW PRIDEは、そんな幸福感でいっぱいの二日間だった。
イロドリに戻りご飯を食べていると、渋谷区長選の結果、長谷部さんが当選出来そうだから、すぐに事務所に来るようにと呼ばれて慌ててタクシーで駆けつけた。パレードに加えて長谷部さんの当選は、僕たちに大きな喜びをもたらした。
今日から、新しい渋谷区がはじまる。
カテゴリーLGBT

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