アカデミー賞の一日。

アカデミー賞の授賞式は、友人のMカップルの家で鑑賞するのが毎年の恒例となっている。
朝の9時にはMの家に到着して、料理を作りながらレッドカーペットの様子を時々眺める。
今年はあいにくあまりノミネート作品を事前に観ることが出来なかったのだけど、応援していた映画、『6才のボクが大人になるまで』のパトリシア・アークエットが助演女優賞を受賞したし、ずっと取って欲しかったジュリアン・ムーアが主演女優賞を受賞した。
また、司会のニール・パトリック・ハリスは、堂々と男性の恋人とレッドカーペットを歩いたり、随分とアメリカは進んでいるなあと思わされた。
レディガガによるサウンドオブミュージックのパフォーマンスは見ものだったし、何よりもジュリー・アンドリュースが出てきたのには驚かされた。
世界に『映画』があるおかげで、知らない国のことや、知らない時代のことを知ったり、自分と違う境遇の人の人生を想像したり、過去の出来事を思い知らされたり、新しい人生への希望を持つことが出来る。
僕にとってアカデミー賞を観る一日は、『映画』というものに改めて感謝する一日でもあるのだ。

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