台湾から、Jが来た。

糸縒鯛

Ninja Me

Jは、台湾のファッション雑誌Men’s UNOの編集長。Men’s UNOは、中華圏で売れまくっているファッション雑誌なのだけど、スタッフのほとんどがJの周りのゲイなのだ。
仕事柄世界中を飛び回っているのだけど数日前にJからLINEが入って、「3日に東京に遊びに行くからご飯食べましょう」とのこと。そして前日に急に、「台湾人の友だちも来るから居酒屋さんを6人で予約してくれ」と言われたのだけどこれが大変だった(1月3日ですからね)。
『ろばた 翔』は、新鮮な魚や野菜の炉端焼きが食べられる居酒屋。若い子向けの音楽が気になるけど、1月3日だから魚はないだろうと思っていたのに、立派な糸縒鯛なんかが並んでいるし、食べて飲んで1人3500円くらいですむのは素晴らしい。
Jの他には、つきあいはじめて19年になる台湾人カップルと、台湾に住む日本人の友人と、いつものS太郎。
※この日一番笑ったのは、『Ninja Me』というアプリで、友人たちの顔を撮影して忍者の顔にはめ込むと、四人の忍者が表情を動かしながらかわいい踊りを披露してくれるのだ。爆笑ものなのでぜひ暇な時にお試しください。
Jは48歳くらい、有名なファッションブランドで身を包み、オネエ言葉は話さないけど、世話好きのおばさんといった貫禄と風情がある。
僕が前の恋人と別れて一人でいる時は、「早く台湾人の若い恋人を作りなさい!」とお節介をやき、先日台湾パレードで僕とKが楽しそうに歩いている写真を見ては、「こんな笑顔になれるんだから、ただしはもっともっと恋人と一緒に台湾に来るべきよ!」などとFacebookに書き込むのだ。
こんな風にしてJが東京に来るたび、そして僕が台湾に行くたびにJと会って、食事をしながら最近の仕事やプライベートの話をしてかれこれ6年が過ぎるだろうか。Jとは年齢が近いこともあり、僕たちはゆっくりと一緒に年を重ねていっているように感じられる。
たとえ近くに住んでいなくても、お互いの人生を思いやれる友人がいることはとても幸福なことだと、改めて感謝した正月3日です。
★ろばた 翔http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13144675/

冬には、鴨ロースを。

京都で食事をすると、鴨ロースが出てくることがよくあるのだけど、それだけ京都人に愛されているのだろう。
東京にいても寒くなると、鴨ロースが無性に食べたくなることがある。
ごちそう感があるのに作るのは簡単な鴨ロースは、日持ちもするし、お正月のちょっとしたつまみとして様々なお酒にも合うので重宝する。
★鴨ロース
〈材料〉
◯鴨のロース400gくらいのもの
A(浸し汁)
◯濃口醤油150ml
◯日本酒300ml(または、日本酒150mlみりん150ml)大人っぽくするか、甘みを残すか。
◯辛子
〈作り方〉
1. 大きな鍋にお湯を沸かし、鴨を霜降りして水気を拭く。
2. 蒸し器にお湯を沸騰させておく。
3. 浸し汁Aの醤油以外を煮立て、そこへ醤油を入れて煮立てる。
4. 鴨の入る大きさの少し深さのある容器に鴨を入れて、煮立てたAを浸かるくらい入れて、ラップで蓋をして沸騰した蒸し器に入れる。
5. 13分から15分蒸す。(鴨の大きさと蒸し器による)
6. 蒸し器から出して脂肪と赤身の隙間に金串を数本刺して暫くボウルなどに吊るして血を抜く。
(血抜きは面倒なら省いてもよい)
7. 粗熱が取れた浸し汁を保存容器に入れて、鴨の血を拭いて入れる。余った浸し汁を浸かるように入れる。
8. 1日冷蔵庫で保存した後、食べる時に皮目に横に3ミリ幅で浅く包丁を入れてから、魚焼きグリルやオーブントースターなどで皮面を軽く焼く。
9. 薄く切って、辛子を添える。
※1日浸し汁につけた後は、残ったものは汁から出してラップで巻いて冷蔵庫で浸し汁と別にして保存。

HAPPY NEW YEAR!

今年の正月花は、木瓜とカサブランカ

新しいことにチャレンジする
苦手だったことにトライする
行ったことのない国に旅行する
日本の知らない町を訪れる
出来るだけ毎日料理をする
運動を欠かさずする
スマホやSNSから離れる
もっと本を読む
母と旅行をする
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おかげさまで、
新しい年を健康で迎えることができました。
ありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。