再び、大分へ。

関サバ、関アジ、ヒラメ

夏の九州縦断旅行から、3週間近く経っていて、明日から大分という夜にKにLINEをすると、なんだかとても機嫌が悪い。
最近は僕も仕事が忙しく、大阪出張などが急に入ったりして、うまくKともコミュニケーションが取れていなかったようだ。
大分駅にたどり着くと、散髪したKが車で寄ってきた。顔を見ると、どうやら機嫌は直ったようで一安心して居酒屋へ。
『大漁旗』は、賑やかな都町にある元気な居酒屋さん。関サバ、関アジが手頃な値段で食べることが出来る。
席に着いて、飲みながら、最近どうだったのかそれとなく聞いてみる。仕事のこと。友人のこと。お父さんお母さんのこと…。すると、お父さんお母さんのことでなんだか顔が曇った。
K「もうすぐ30歳になるのに、結婚はまだなのか!って、最近ものすごくうるさくなって来たんです。こないだも電話で恋人はいないのか?いつ頃結婚するのか?と問い詰められて…」
どうやらご機嫌ななめだったのは、両親の結婚プレッシャーだったようだ。
29代前半ならまだしも、30代になってくる息子を持っていれば、結婚して幸せな家庭を築くことこそ、息子の幸せに違いないと親が考えるのは当然だろう。
そういえば、九州縦断旅行の後、Kは急に、「東京に出ていくと言ったら、ただしさんはどうしますか?」と聞いて来たことがある。親からの質問責めを疎ましく感じていたのかもしれない。
今すぐに、ご両親からの結婚プレッシャーをどうこう出来るわけではないけれど、Kま話を聞いてあげたらずっと落ち着いて来たようだ。
日本の地方で、同性愛者として生きてゆくのは、大変なことなのだなあと改めて思った夜でした。
★魚バカ一代 大漁旗大漁旗http://tabelog.com/oita/A4401/A440101/44003735/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です