バルフィ! 人生に唄えば!

またまたインド映画!今年だけで僕が観たインド映画は5本…。インド映画といえば、今までは『ムトゥ 踊るマハラジャ』に代表されるような歌って踊って…という映画ばかり目についたけど、このところそうではない普通の(笑)映画ばかりやって来ている。
バルフィは、生まれつき耳が聞こえず話せない青年。でもそんなハンディをものともせず、身振り手振りで思いを伝えることができる。周りは、しょうがないやつだなあ・・・と思いながらも、笑いながら知らないうちに彼を受け入れている。
そんなバルフィが、美人のご令嬢シュルティに恋をする。また、ジルミルというバルフィとは昔から幼なじみの自閉症の女の子も、バルフィの人生に引き込まれ、不思議な恋の三角関係がはじまる。
バルフィを見ていると、チャールズ・チャップリンの映画を思い出す。名も無く貧しく心優しい青年は、言葉を越えて人の心に愛を灯す。この映画は、チャプリンをはじめ、様々な名作のオマージュに溢れているようだ。見ているうちに、不思議なインド映画ならではの展開に引き込まれ、いつしか涙が頬をつたった。
人生で、たいせつなものはなんなのか。バルフィは教えてくれている。
★バルフィ 人生に唄えば!http://barfi-movie.com/sp/index.html

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