真夏にも花。

先週はじめ頃から、気がつくと蝉の鳴き声が聞こえはじめた。
いつもの神宮前3丁目のFUGAで、ランを買って来た。
この時期、花屋さんはほとんど花が売れないそうだ。
日中30度以上になる日に花を飾ったとしても、家に帰って来る頃には水に浸かった茎が腐り、花は数日しか持たないからだろう。
今の時期に勧められるのは、熱帯の植物たち。アンセリウムは暑さにも強いけど、あの硬い形状の花は、今ひとつ心躍らない…。
そんな時は、ランがいいかもしれない。タイなどから空輸で届くランたちは日本の暑さにも耐えて咲いていてくれる。
そして、長持ちをさせたかったら、水の中にほんの少し漂白剤を入れるといい。雑菌の繁殖をぐっと抑えてくれるから、花が長持ちするのだ。
こんなランは、だいたい一本100円から150円。花がもたらせてくれる安らぎを思うと、なんて安い値段だろうか。
白い花も好きだけど、こんな緑色の花が僕はなぜかたまらなく好きだ。
緑色の花は清々しくもあり、神秘的でもある。

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