OWL TOKYO 2周年!

二丁目仲通り。朝陽を浴びると溶けそうになる…

シンガポールから友人が遊びに来ていたので、『神場http://s.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13129872/』で美味しいご飯を食べた後、台湾人の友達がやっているゲイバー『OWL TOKYOhttp://www.owltokyo.com/』が2周年ということで顔を出した。
OWLは、昔スマッシュがあったところに出来た店で、どんな店なのかと覗いてみたら、友達がオーナーだったので行くようになった店。
このお店がいいなあ…と思うのは、カクテルが沢山あって、お酒がきれいで美味しいところ。
二丁目のお店は、残念ながらお酒が美味しくないお店がほとんどと言っていいだろう。
OWLは、グラスもきれいだし、グラスの中に色の変わる固形物が入っていて、飲んでいる時に様々な色に変わる演出は場を華やかにしてくれる。
こういうことは、台湾のBARでは普通にやっていることで、台湾のゲイバーは二丁目のゲイバーに比べると、内装もインテリアも凝っているし、お酒も美味しいし、グラスの演出なんかもずっと都会的で洗練されているのだ。
オーナーのSにおめでとうを言うと、恥ずかしそうにしながらも、本当に喜んでくれた。
日本語が完璧に話せるわけではないので、ここまで来るのに沢山の苦労があったようだ。
そんな話をしながら、感慨深げにちょっと涙ぐむSを、しっかりとハグをして、美味しいお酒を飲んだのでした。

賑やかな食卓。

妹的存在のGのお母様がたまたま東京に来ているので、一緒にご飯を食べましょうということで『irodori』に。(また! 笑)
『irodori』に行くと、なんとファッションデザイナーのJさんも来るとのこと・・・。てっきり、お母さんとGと3人で和やかな食事会を想像していたのが、あれよあれよと言う間に9人での賑やかな食事会になった。
Jさんはテレビで見る限り、とても強烈な個性の持ち主だと思っていたのだけど、実際に一緒に食事をしたら、思ったことをはっきりと口に出す、さばさばした気持ちのいい人だということがわかった。
そして、パートナーの方がやさしくハンサムで、はじめて会ったという気がしない素敵な人だったのにも驚いてしまった。強烈な個性のデザイナーには、こんな素敵なパートナーがいてこそ、絶妙なバランスが取れているのかもしれない。
はじめて出会う人とでも、一緒に食卓を囲むとぐっと距離は縮まる。美味しい食べものは、人の心をゆるやかにほどき、自然と笑顔にして、話しが口をついて出てくる。さんざん『irodori』で食べ尽くした後、『キヌギヌ』へ流れて、深夜までわいわいと楽しい一夜だった。

エアプランツ。

新しいエアプランツ

家に6年くらいあるエアプランツ

FUGAhttp://www.fuga-tokyo.com で帰りがけにエアプランツを買った。
エアプランツは、手がかからないイメージはあるものの、なかなか育てるのが難しいと思っている人も多いかもしれない。
コツというものがあるとすると、水やりだろう。普段は、水を霧吹きでかけてくださいと言う花屋さんがいるけど、僕の場合は霧吹きなどかけたことはない。3週間から4週間に1回くらい、バケツいっぱいの水の中にじゃぼんと浸けたまま、半日くらい浸けっぱなしにしておくことだ。
僕はいつも思いついた時にお風呂の水を抜かずに貯めておき、朝方エアプランツをお風呂に浸けて会社に行き、帰って来てから救い出してあげるようなやり方をしている。
彼らはきっと木の枝の間なんかで生息していて、普段は乾燥しているけど、時々集中豪雨なんかに見舞われながら生きているのではないかと思うのだ。
部屋の窓辺なんかの、時々風にあたるようなところに置いてあげると、葉っぱの中心からある日、急に茎が伸びて美しい花を咲かせる。
部屋に置いてあるだけで、その彫刻的な葉の美しさに、なんだか心安らぐものだ。

same sex marriage

いま、僕たちが生きている世界は、ものすごい早さで変わっている。
ゲイやビアンによる同性婚が認められるようになった国は、ぐんぐん増えていっている。
日本やアジアの国では、そんな日が来るなんて、なかなかまだ実感は湧かない気がするけれども、台湾では国会で議論もされているようだし、もしかしたらアジアで一番先に同性婚が認められる国は、台湾かもしれないと思う。
先週、知人のゲイカップルが結婚式を挙げた。これは、僕の身近な友人たちの中では、すでに、4番目のカップルになる。
彼らの生き方は、我々に勇気を与えてくれる。
そしてこのビデオを観ると、彼らの言葉にできない想いが伝わってくる。http://m.youtube.com/watch?v=820jim55g0c&feature=youtu.be
性別もセクシャリティも関係なく、愛し合う人たちは、美しい。
たくやさん、せいやくん、おめでとうございます!!!

離れていても、つながっている。

夜中にKからLINEが入った。
K「僕たち、このままダラダラいっても、 どうなるんだろう…」
僕「何かあったの?」
K「…距離に負けそう…」
東京で暮らす僕と、大分で暮らすKがつきあい出してから、1年8ヶ月が過ぎた。
3週間から4週間に一度は、頑張って会うようにして来たし、毎日マメにLINEで連絡を取り合ってはいるものの、3週間くらい会えないと、Kは時々不安になるようだ。
K「東京にはたくさんいい人がいるから・・・」
僕も、離れて暮らすKのことをよく考える。まだ29歳だし、性欲も溢れるようにあるだろうし、東京の45歳のおじさんに捕らえられているのもどうなのだろうか…と。
本当に不思議なことなのだけど、つきあっているふたりは、お互いに相手に対して感じている思いは、波動のようにつながっているということだ。
これは、前の人と10年つきあった時にわかったこと。
『自分が相手に対して距離感を感じたり、不安な時は、相手も同じように距離感を感じたり、不安になっている』僕たちは目に見えない波動のようなものでつながっているのだ。
夜は、Kをなだめて寝たものの、正直、不安な気持ちは朝起きても変わらないままそこにあった。朝6時に起きて、この週末、大分に行こうか?とLINEを送った。来週末は福岡で会えるのだけど、Kが不安なまま過ごすことを考えると、一泊でも大分へ飛ぶことを考えた。
K「ごめんなさい。いつも急にこんなこと言って。」
そして、安心したような返信が返って来た。
離れて暮らすふたりには、目に見えないところでもきっと誘惑がたくさん転がっている。そして時々、何度も何度も不安な波が襲って来て、距離に負けてしまいそうになることがある。
いつか、そうして離ればなれになってしまうかもしれないけれども、今はふたりで一緒に乗り切っていこう。

ハッピーバースデー。

弟のようなKotaが35歳になるというので、日頃からKotaの周りにいる友人10人が集まって、晩ご飯を食べた。
Kotaはビールが好きなので、ベルギービールの店『BELGOhttp://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13007044/』へ。ここは、驚くほどビールの種類が揃っている。フィッシュ&チップスやピザを食べながら飲む白ビールは、飲んだ後もすっきりとしている。
ふと、35歳の時、自分は何をしていただろうか・・・と考えてみると、恋人との生活がほとんどすべてだったなあと思い至る。旅行をして、美味しいものを食べて、時々飲みに行って・・・そんな幸福な毎日だった。
Kotaは今、恋人がいないけれども、こんな風に休みの日に誕生日を祝ってくれるやさしい友人たちに囲まれて、とても幸せそうに見える。
特に何か出し物があるわけでなく、夕方まだ明るいうちから飲むビールは美味しくて、友人たちとたわいもない話をしながらのんびりとした時間を過ごしながら、幸福なひとときだった。
Kota、お誕生日おめでとう!!!!!

エアコンのクリーニング。

僕の家には、富士通ゼネラルの200Vの大型のエアコンが一台あって、以前から掃除をしなければと思っていた。
簡易的な電話での見積りは、一台15000円からと言われ、後は現場で詳しい見積りということに。二回に分けるのも面倒なので、そのまま掃除をお願いしてみた。僕のイメージでは、1時間半くらいで終わるのかと思っていたら、4時間弱かかると言われた。
「あのー、僕、外に出かけますので、終わったらドアを閉めてそのままお帰りください」と言ってお金を払った。
クリーニング屋さんは慌てて、「そ、そんなこと出来ません。終わりにもいていただかないと…あのー、そんなことおっしゃるお客さん、はじめてです…」と言う。僕のマンションには管理人さんはいるけど、オートロックでないので不用心だと思ったのだろう。
「冷蔵庫の中も、適当に飲んだり食べたりしてくださいね」と告げて外出して3時間半過ぎて戻ると、エアコンの中まで文字通りピカピカになっていた。
エアコンの掃除っていったいどうするのかと見ると、細かく部品ごとに分解して、中をそっくりお風呂場で綺麗に洗い流してくれるのだ。(なんでも、僕の家のような大型のエアコンの掃除となると、免許まで必要らしい)
今回お願いした業者さんは、本当に細部まで完璧な掃除をしてくれた。洗ったお風呂の排水口までピカピカなのには驚いた。
お掃除が終わって、きれいになったエアコンを見る時の清々しい笑顔もたまらない。
職業に貴賎はないのだと思う。
でも、その仕事に対するその人の姿勢には、貴賎があるのだ。
★住宅と店舗の清掃と内装『清六』
港区六本木7ー18ー13ー4階
03-6804-6772

食卓を囲む。

久しぶりに33歳になる友人Mとirodoriでご飯を食べる約束をして、irodoriへ。
ゆっくり食事をしていると、弟のようなFがやって来て、「シャツを今、そこで買って来ましたー」と言って綺麗なリネンのピンク色のシャツを広げる。そして、僕も知っている台湾人の友人Rが来日していて、今からirodoriに来るという。
間も無く英語しか話せないRが食卓に加わり、そうこうしているうちに、やがてスーパーアライのKatちゃんがご飯を食べようとひょっこり現れた。
はじめ、ふたりだった食卓は、三人から四人になり、人が来るたびに料理を追加して様々な料理が並んでいく。
ゲイも、トランスも、ストレートも、外国人も、なんの垣根もなく、美味しい料理を囲んで話は広がってゆく。
どんな人とつきあって来たかという話題の時に、Katちゃんが言った。
「ごはんを美味しそうに食べる人が好きです」
つきあってゆくということは、何度も何度もその人と食卓を囲むことになる。何気なく作った料理を「美味しい!」と言いながら食べる食事には、言葉を越えた幸福があるのだと思う。
食事にまったく興味のない人と、ふたりで毎日を生きてゆくことは、僕にも出来ないかもしれないと思いいたる。
irodoriでの変幻自在で賑やかな食卓は、また忘れられない楽しい時間を僕たちに作ってくれた。
★irodori 渋谷区神宮前2-14-17 03-6804-3736

娘からの贈りもの。

朝、玄関のベルがなったので出てみると小包が届いていた。
お中元にしては早いかな…と思い、送り主をみると娘からだった。
娘といっても、27歳の台湾人の男の子Ke。この春日本の大学院を卒業して、日本の会社に就職したのだ。
事情があり、僕が彼の保護者のような立場であり、緊急連絡先にもなっている。
中を開けると、『お父さんありがとう』の文字と、有田焼の茶碗が二つ出てきた。
Keはきっと、初ボーナスが出るので、僕に贈り物をしようと思ったのだろう…
ちょうど父の日のシーズンだったので、本当は僕のことを『お母さん』と呼ぶのだけど、『父の日』でもいいか…と思ったのだと思う。
まだ、そんなにお給料ももらえないだろうに、こんなものを買わせてしまって、なんだか申し訳ないような気持ちもするけれども、娘のやさしい気持ちが有難く、感謝した朝でした。
ありがとう。

今年のポロシャツ。

昨年も気に入って着ていた『Waimea(ワイメア)』。
色味がきれいなのと、ワッペンがかっこいいので気に入っている。
形がシャープで丈も短くもたつかないし、袖も短く男らしく見える。
ネックの裏や、両サイドの下の割れ目の所に綺麗な赤いラインが入っていたりイタリアらしい小技も効いている。
赤坂で68年間も続いている洋服屋さんが代理店で、ESTNATIONなどにもおろしているのだけど、穴が空いたらかがって直してくれたりする老舗のサービスが素晴らしい。(昨年は、後ろのブランドタグの部分が、脱ぐ時などに引っ張られて穴が空いてしまう構造だったのが、今年はすっかり改良された)
蒸し暑い夏は、あまりにも汗をかくので、仕事の途中でも着替えることが出来るように、僕は一枚ポロシャツを丸めてカバンに入れて持ち歩いている。^^;
★TAILOR&CLOTHS http://tailor-cloths.jp/
★昨年のポロシャツhttp://jingumae.petit.cc/banana/1681625