すし、太郎。

オコゼ

シャコ

穴子

福岡は、素晴らしい寿司屋が幾つもひしめき合っているのだけど、また新たに素晴らしいお店を見つけた。
この店は、間も無くミシュランの星を取るに違いない…。
銀杏のカウンターの一枚板は熊本のものらしい。仄暗い店内は、外国人にとってもきっと居心地がいいだろう。
『太郎』の大将は、若干まだ34歳。高校を出て日本料理屋に入ったけど、魚がずっと食べられなかったという。
その後、スペインの寿司屋さんを紹介されてスペインへ渡り、図角を現し、今は呉服町で奥さんとお店を持つに至った。
スペインでの経験からなのか、お通しもカシューナッツの豆腐が出たり、モッツァレラの味噌漬けが出たり、日本の食材にとらわれないところが斬新で変わっている。
煮アワビは柔らかく、オコゼのお造りは、部位ごとに食感の違いが楽しめるし、素晴らしいマグロが出て来た。
旬のコハダに、唐津の雲丹は申し分なく、鯵も新鮮で美味しい。車海老もしっかりと濃い味がして、最後の穴子もとろっとろの出来だ。
特筆すべきは、お任せのコースで1万円という驚きのコスパだろう。美味しい日本酒を飲みながら、奥さんの心地いいサービスと、大将の誠実な人柄に、必ず幸せな気持ちになって帰ることが出来ると思う。
★すし、太郎。http://s.tabelog.com/fukuoka/A4001/A400106/40035401/

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