ホテルのベッド問題。

Kとふたりで旅行するためにホテルを予約する時に、いつも考えることはベッドのこと。
クイーンやキングサイズのベッドが一つあるのが理想なのだけど、日本のクラシックなホテルは、たいていツインのベッドで、ダブルの部屋がないところも多い。
僕はツインのベッドならば、一人ずつ寝たらゆっくり眠れるだろう・・・と思うのだけど、日頃なかなか会えないせいか、Kはいつも同じベッドにふたりで寝るのが当たり前だと思っているふしがある。
福岡ではオークラがお気に入り(グランドハイアットが好きだったけど、オークラの方が立地がよく素晴らしいサービス)だし、京都でも京都ホテルの会員なので、京都ホテルオークラに泊まるのだけど、鴨川を望む部屋はツインばかり(一度友人にハイアットリージェンシーをすすめられて泊まったのだけど立地が悪いのと壁が薄くて貧乏臭かった)。
120センチくらいのベッドにふたりで眠るのは、時々狭いなあ・・・と思うのだけど、すぐに寝てしまうKはそんなことはおかまいなしなのだ。寝ている時も一度も起きないし、そのくせやたらとベッドの上で動き回る。
僕が右側に寝て、Kは左側に寝るのだけど、決まってKは右腕も上に上げて、右肘を曲げて僕の顔に肘を突き刺してくる。僕は寝ていると急に固い肘を顔に当てられて夜中に目を覚まし、当たらないようにもっと右側によるのだけど、今度は右足を僕の上に乗せて来ていびきをかいて熟睡しだす・・・。
その右腕の肘で僕を突き刺すことを、『肘攻撃』と呼んでいるのだけど、Kもそのくせを自分で気づいたらしく、朝起きると、「また肘攻撃してた?」と僕に聞いてくる。
ためしに僕が左側に寝たら、右ひじを曲げても関係ないからあたらないかな・・・と思って寝てみたら、今度は左肘を曲げて僕に肘攻撃して来た・・・。
「ツインの部屋では、別々に寝ようか?」と僕が聞けばいいのだけど、そんなこと言ったらきっと、目をうるませて、「かわいそう・・・」と言うのだろうと思うと、なかなか言い出せないでいる。
カテゴリーgay

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です