前田。

木屋町の櫻川にいた前田さんが独立して店を構えたのは、つい最近のこと。新進で勢いのある割烹ということで行ってみた。
建仁寺に面して、祇園の南側に位置する店は、すっきりとしていて装飾がなく、トイレも石鹸さえも置かない徹底ぶり。カウンターは、アメリカンチェリーの一枚板というのも珍しい。
大将ともう一人だけで、10人くらいのカウンターをさばくサービスはさすがだ。
写真撮影禁止と言われていたけど、緊張する店ではないのは、大将の謙虚で穏やかな笑顔の成せる技。
どの品も京都らしい美しさに溢れていて、思いのほかクラシックな料理を見せ方で工夫している感じだった。
品数も多く、後半は満腹になること間違いない。
しいて言わせていただくと、ここでしか味わえない一品が欲しいと思うけど、素晴らしいお店。
お品書き
青梅
稚鮎とこしあぶらの天ぷら
鯵寿司
ホワイトアスパラ、うど、インゲンの胡麻ソースアーモンドがけ
ぐじと蓮根饅頭のお吸い物
鯛とウニのお造り(エビ塩)
くちこ、ゆべし、鯛の白子
賀茂茄子、煮ハマグリ、ずいき、絹さやの煮物
うなぎ
スナップエンドウの擦り流しとんぶり添え
小芋の蒸しもの。伊勢海老の揚げ物。新海苔がけ
じゅんさいと蒸しアワビ
アナゴの飯蒸し
ピンクグレープフルーツ、イチゴ、マンゴー、パッションフルーツ
わらび餅白あん入り
★前田 http://s.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26020923/

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