僕の失敗。

僕の恋人のKは、旅行中も毎日僕がブログを書いていることを知っているけど、アドレスは知らない。Kがいつも言うことは、「どうせ自分はかっこつけてて、僕の笑い話ばかり書いているんだろうけど、Tさんの失敗談も書いてあげて!」。そんなことを思い出したので少し書いてみようと思う。
<その1>
Kとふたりで熊本城に行った時に、天守閣を見学していた。
熊本城には2つの天守閣があって、昔の着物を着た人たちが城内を案内している。メインである『大天守閣』を見学した後、サブ的な『小天守閣』を見ようと思い、着物を着た案内人に道順を尋ねたのだ。
「あの~、”こてんしゅかく”はどっちですか?」
 
すると案内人は、「”しょうてんしゅかく”はあちらの道をまっすぐです」ときっぱりと答えた。
Kは吹き出して、今でも僕のことを時々”こてんしゅかく”と呼んでいる。
<その2>
先日3/22にこのブログに上げた、小倉にある和食の名店『佐藤』に行った時のこと。
九州一と評判の店だったので、玄関を開ける時に少し緊張していた。ところが、開けるとすぐに目の前に広いコの字型のカウンターが広がり、男性の店員さんがこちらを見て挨拶するやいなや、「こちらです!」と左側の小さな部屋を指すので、そのままずんずん小さな茶室のような部屋まで上がって座ろうとした・・・。するとKの叫び声が。
「Tさん!靴!靴脱がないといけないみたい!」
店員さんも驚き、『佐藤』の大将もその声を聞きつけて、ものすごい形相で睨みながら、「お靴は脱いでおあがりください」(ピシャリ!)
たいへん申し訳なかったと思うのだけど、床と靴を脱いで上がるところの段差が3センチくらいしかないように低く、「靴は脱いでおあがりください」というマークが膝下くらいの位置にあったのでわからなかったのだ。これには、もう、何度も謝りながら、それでもなんだか笑うしかなく、Kはお腹を抱えて笑いっぱなしだった。
その後、トイレに立った時も、トイレ用に用意されていた下駄を穿いて外に出て、また段差のない部屋まで下駄を穿いたまま戻って来ていて、帰る時に気がついて、またしても店員さんとKは大笑いだった。
※小倉の『佐藤』に行かれる時は、必ず入り口で靴を脱いでお上がりください。^^;
★佐藤http://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40000240/

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