ウガンダの反同性愛法案。

ウガンダの大統領が、反同性愛法案に署名した。これは、死刑こそなくなったものの、同性愛者に対して終身刑という最大の重刑を認める法案だ。
オバマ政権は非難をし、オランダをはじめ、デンマーク、ノルウェーなどは次々と経済制裁を打ち出した。
以下、ムセベニ大統領の発言を聞いていただきたい。
>福音主義キリスト教の敬虔(けいけん)な信者であるムセベニ氏は、同性愛の男性がなぜ「美しい女性らには目もくれず、男に引かれる」のかが理解できないとして、「これは本当に深刻な問題だ。(同性愛者には)何か非常におかしいところがあるのだ」と語った。また、「同性愛者は実際のところ、金銭を目当てに働く者たちだ。異性愛者なのに、金のために同性愛者を名乗っている。金のために売春をする者たちだ」と断じた。
特に同性愛者間のオーラルセックスについて、「あそこに口をおしつければ、間違った行いであるがゆえに虫がくっついてきて、その虫が腹の中に入ってしまう」と生々しい表現で不快感をあらわにした。
以上。
この大統領と、同性愛について論理的に話をしても、きっと説得出来ないだろうと無力感に襲われる。彼らの、『自分と違っているものに対する憎悪』は、いったいどうすれば変えることが出来るのだろうか?
以前にもオランダのドキュメンタリー映画で、ウガンダで暮らすビアンの女の子が矯正レイプされた挙句、割れたビール瓶を性器に突き刺され殺されたドキュメンタリーを観たのだけど、国が法的に違法だと認めた同性愛行為は、国民のヘイトクライムを助長するに違いない。
アフリカで生きる、多くの同性愛者は、どれくらいいるのだろうか?
彼らが、自分らしく生きることが出来る日が来ることを、願わずにいられない。
★ウガンダ大統領、反同性愛法案に署名http://www.afpbb.com/articles/-/3009256
カテゴリーLGBT

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