友人の別れ話。

3年以上つきあってきた友人カップルが、別れたという話を深夜に聞かされた。前の日も一緒に過ごしていたのに、前の日は彼の口からはふたりの話は出て来なかった…
ついこないだも、僕の家に遊びに来て、楽しそうにしていたカップルなのに、ふたりは別々の道を歩き出すことに決めたようだ。
幸い、泥沼のような別れではなく、話し合いによってふたりできちんと別れることを決めたようだ。(きちんと話し合って別れることはとても重要だ。一方的な別れは、どちらかの人生を破壊することにもなりかねない)
どんなに穏やかな別れであっても、別れる時は想像以上の大変さを伴うものだ。まして、一緒に暮らしていたふたりは、単純に物を分けることから始まり、あらゆるものが半分なくなってゆくことは、自分の身体や心に穴が空くような不思議な感覚に違いない。
生まれも育ちも、性格も好きなものもまったく違うふたりが、惹かれ合いつきあいだしたのだ。三年の間には、本当に色々な出来事があったに違いない。それは、また経験しようと思っても二度と出来ない今となっては宝物のようなものだろう。
そして、ふたりがともに経験した様々な瞬間は、きっといつまでもふたりの中にそのまま残り続けることだろう。
しばらくはふたりの様子が心配ではあるけれども、親しい友人や兄弟のような人たちが彼らにはついている。僕もここで、兄のように彼らを見守っているつもりだ。
ふたりにとって、これが転機となり、もっともっと幸せに近づくことが出来ますように。
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