冷蔵庫の世話。

熱いお湯で庫内の温度を上げる

綺麗になった冷蔵庫

今日は、久しぶりに冷蔵庫の霜取りをした。
うちの冷蔵庫は、ドイツのMieleのもので、多くの日本の冷蔵庫とは違う冷却の仕方なので、時々霜取りが必要なのだ。
慣れない人は、なんて面倒くさいことを…と思われるかもしれないが、食材の保存度が圧倒的に違うので、他社の冷蔵庫にはしようと思わない。
それに、定期的に冷蔵庫と冷凍庫の中身をすべて白昼のもとに出して、それらが賞味期限が切れていないか、そして、本当にとっておくべきものなのか吟味できるとてもいい区切りになっている。
氷が溶けるように鍋でお湯を沸かしながら、同時に、沢山の出汁を引き、おでんの仕込みをしていると、Kからメッセージが入った。
「成田に到着しました。これから成田エクスプレスで渋谷に向かいます」
「冷蔵庫の霜取りにかかりきりだから、迎えには行けません。家まで来てあげて!」
台湾から帰って、やっとのんびり3連休だー!のつもりが、Kが突然東京に来ることになり、結局また賑やかな連休に突入した。

生まれ変わった伊勢丹のタータンチェック。

昔、つきあっていた人に、「誕生日には、何が欲しい?」
と聞かれて、「伊勢丹」と答えたことがある。
その人は当然あきれていたのだけど・・・。
10月30日に、伊勢丹のショッピングバッグが変わった。いままでのタータンチェックから、少し明るくなったようだ。
館内では、矢野顕子の曲『ISETAN‐TAN‐TAN』が流れていた。
ショッピングバッグは、その店のアイデンティティでもあり、街を歩く人が自然とそのブランドを宣伝することにもなる。
タータンチェック柄を取り入れている伊勢丹のバッグは、カジュアルな服装には自然と溶け込むだろうけど、たとえば、シックな黒のみの恰好の人が持つと、かなり袋が目立って見えるだろう。
伊勢丹というデパートは、この国の最先端を独走していて、海外からも目利きが地下の食料品売り場などを訪れている。
香港や台湾の友達も、東京に来て、伊勢丹をのぞくのを楽しみにしている人が多い。
これだけ多くの人に愛されて、日常生活だけでなく、人生のありとあらゆるシーンにおける『夢』を見せ続けている伊勢丹は、僕にとって、ちょっと嫉妬してしまうような存在だ。