金沢日記 その1(こいで)。

香箱蟹

白さ海老、キジ海老、鰤、のどぐろ

シャコ

一年に一度か二度は、金沢に旅行に来る。
もし、一度しか金沢に来られないとしたら、11月6日以降12月末迄がいいかもしれない。なぜなら、香箱蟹を食べることが出来るから。
なかなか予約が取りづらく、食べログでは賛否両論あるものの、石川県では超人気店の『こいで』にお邪魔した。
テレビも付けっ放しで、強面の大将が、奥さんと二人でやっている店は、雑然としていておよそそんなに美味しい店とは思えないのだけど、話をすると、大将はとてもいい感じの人だということがわかる。
一年ぶりの香箱は、思いがけずお通しで出された。いつもの甘味に驚き、ビールを飲んでいたのに慌てて日本酒を頼んだ。
白さ海老、キジ海老、氷見のブリ、のどぐろの炙り刺身…
日本酒の会の友人とともに、真剣に選んだ魚は、どれも唸ってしまうような特別な仕入れだというのがわかる。
シャコの塩茹でも、信じられないほど甘い。白子の天ぷらも、全く臭みがないし、日本酒を二人で8号くらい飲んだだろうか…
最後に、大将が山から採ってきた、なめこの味噌汁をいただき、ほっと温まって店を後にした。
ネタは確かに石川県一番かもしれないけど、料金もいい値段なので、魚気狂いにのみオススメ。
★こいで http://s.tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17001005/

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