生まれ変わった伊勢丹のタータンチェック。

昔、つきあっていた人に、「誕生日には、何が欲しい?」
と聞かれて、「伊勢丹」と答えたことがある。
その人は当然あきれていたのだけど・・・。
10月30日に、伊勢丹のショッピングバッグが変わった。いままでのタータンチェックから、少し明るくなったようだ。
館内では、矢野顕子の曲『ISETAN‐TAN‐TAN』が流れていた。
ショッピングバッグは、その店のアイデンティティでもあり、街を歩く人が自然とそのブランドを宣伝することにもなる。
タータンチェック柄を取り入れている伊勢丹のバッグは、カジュアルな服装には自然と溶け込むだろうけど、たとえば、シックな黒のみの恰好の人が持つと、かなり袋が目立って見えるだろう。
伊勢丹というデパートは、この国の最先端を独走していて、海外からも目利きが地下の食料品売り場などを訪れている。
香港や台湾の友達も、東京に来て、伊勢丹をのぞくのを楽しみにしている人が多い。
これだけ多くの人に愛されて、日常生活だけでなく、人生のありとあらゆるシーンにおける『夢』を見せ続けている伊勢丹は、僕にとって、ちょっと嫉妬してしまうような存在だ。

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