LGBTを越えて。

前から「会いましょう」と言われていた年配のYさんと旦那さんのEさん、そして、年上女性のMiさん、会社の後輩でありゲイのMaと食事をした。
YさんやEさんご夫婦、そしてお姉さんのようなMiさんのように、僕やMaなどLGBTの周りには、僕たちのことを受け入れてくれて、セクシャリティーに関わりなく親しい友人であり続けてくれる人たちがいる。
食事をしながら思っていたことだけど、彼らの前では、普通に恋人の話も出来るし、ゲイの友人の間で話すようなことも笑いながら話すことが出来る。
一昔前は、ゲイの僕たちは、どうしてもゲイの友人の間でしか心を開くことが出来なかったように思う。男に出会った話も、喧嘩している話も、別れ話も、とてもではないけど他のセクシャリティの人に話したところで理解してもらえないと考えていたように思う。
それが今、僕たちの周りでは、こんな風にLGBTを越えてセクシャリティに関わりなく、ストレートの人たちも普通に友人としてそばにいるように変わってきたようだ。
セクシャリティは、その人の根幹に関わる切っても切り離せないものだけど、セクシャリティを含めた、その人の全体像が、人間関係ではたいせつになってくるのではないだろうか。
美味しいものをみんなで食べながら、話や笑い声は尽きることなく、いつまでもお酒を片手に話していたいような楽しい夜だった。
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