負荷。

この夏、あまりの暑さに半袖を着る機会が多かったためか、「若い子が出来たからって、こうも変わるものなのかしら!」などと嫌みを言われていたのだけど、実はもう、3年くらいスポーツクラブに通っている。周りのみんなには黙っていたし、ごく近しい人にもまったく気づかれてはいなかったのが笑える。
40歳を過ぎた時に、「これから年を重ねて行く中で、清潔感がある颯爽とした身体でいたい」と思ったのだ。
時々面倒くさくなって、3ヶ月くらいほったらかしにしたこともあるけど、今はほぼ、平日に週に3回というペースで1回1時間未満でワークアウトを日常的にこなしている。
運動をはじめて一番良かったことは、夏場でも階段の上り下りや、歩くことも厭わなくなったこと。基礎体力がついたからか、わしわし歩いても大丈夫だと思える。
そして、食欲が更に増したこと。ご飯がもっと美味しく感じられるし、昔は66キロくらいだった体重が、実は今、周りのみんなが知らないうちに72キロにもなっている!
そのスポーツクラブは、芸能人がたくさんいるところで、芸能人以外でも、ロッカールームで思いがけず、物凄い手の込んだ彫り物を見かけることもある。
僕がいつも感心するのは、キャスターのTさん。癌という大病で、今までに何回も手術をされていながら、70歳になった時にトレーニングをはじめて、それ以来今も週に3回くらいトレーニングに励んでいる姿を見かける。
トレーニングとは、僕なりにひと言で言うと、『自分の身体に負荷をかけること』なのではないかと思う。今までの負荷ではなく、少しだけ今まで以上の負荷を身体にかけることによって、身体の細胞に刺激が入り、加齢によって少しずつ縮小してゆく身体の状態をキープ出来る。もしくは、少し成長することが出来るのだ。
正直、「自分の身体に負荷をかけること』は、とてもきつい。それこそ、『ドM』でないと、こんなことやってられない!と思うこともある。それでも、遠くにTさんが必死になって自分に負荷をかけている姿を見ると、Tさんに比べるとまだまだ僕なんて若いのだから、こんなことくらいで弱音を吐かずに頑張らなくてはと思う。
また、一つの重さを達成出来ると、自分の中に次の目標が生まれるのも楽しいものだ。自分にしかわからないけど、身体も少しずつ変わって来る手応えを感じることが出来るのもうれしい。
今は、週末の台北パレードに向けて、見せるカラダ作りに励んでいるところ。
というのは、冗談です。笑
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