とり田。

味つけ玉子と焼きなす

鶏肉と葱

つみれと野菜

最後の昼餐は、新しく評判の水炊きの店『とり田』へ。
博多の水炊きと言えば、水月、長野、華美鳥、いくつも伝統的な店がある中、『とり田』は、シックな店内で、博多の水炊きの伝統とは少し違った製法の水炊きだった。
鶏ガラではなく、丸鶏をそのまま6時間煮出した白濁したスープは、濃厚で味わいがある。
何より驚いたことは、大分の鶏肉を、鍋用にプリプリの状態で出して来るところ。博多の伝統的な水炊きの店の鶏肉は、スープを取った後のパサパサの鶏肉が出て来ることが多いのだ。
この店オリジナルの塩ベースのポン酢もサッパリとして美味しく、柚子胡椒も強すぎずに鶏肉の旨味を生かしている。つみれも繋ぎが少なく、肉の旨味がギュッと濃縮している。
創業して一年だけど、聞くと、小田原出身の方が作られたようだ。博多の水炊きを、県外の人が冷静に捉えて新しい水炊きの店を作ったという感じ。
新しい店が、続々とオープンする博多。いつも帰る頃には、この町に住んでもいいかな〜と思う不思議な町だ。
次は、いつ頃来られて、何を食べることが出来るだろうか?
★とり田 http://www.toriden.com/

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