永楽。

鱧と縞鯵とイカのお造り。

パンの天ぷら。中には海老クリーム。

世界一の天茶。

大阪最後の夜は、少し年上の友人Aさんと会うことに。
Aさんは、大阪出身、大阪在住でありながら東京に恋人がいる。仕事の都合で頻繁に東京と大阪を行き来している。
Aさんのお父様やお兄様お姉様など、ご家族も行きつけという北新地の天ぷら屋さん『永楽』に連れて行ってもらった。
ここの天ぷら、京都で修行されたようで、油も菜種油が主体、そのせいか東京の天ぷらとは全然違って軽く、素材をそのままいただく感じがする。
先付けからして、柿の白和えなんかが出てくるし、鱧のお造りも素晴らしい、松茸の土瓶蒸しは香り高く、お出汁と海老や鱧の出汁が混じり合い、秋を濃縮したような味がした。
海老は軽く揚げてありあくまで甘く、イカは外側は香ばしく、中身は生で仕上げる技。淡路島の玉ねぎは苦味がなく、写真などに収めることも忘れ、鼻息荒く次から次へと平らげてしまった。
Aさんが世界一の天茶だという一品は、海老を細かく砕き、熱いお茶をかけていただく。お茶漬けそのものにまったく興味のない僕でさえ、じんわりとくる海老とお茶の不思議なコンビネーションに、改めて和食って凄いなあと唸ってしまった。
大阪に来たら、必ずまた来たいと思いました。
ありがとう!Aさん!
★永楽(ネットにはほとんどこの店の情報は無いですね…)

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