隣の老夫婦。

鶏の照り焼き(さっぱり風)

大分のカボス果汁

マンションの隣の老夫婦は、70代くらい。ちょうど僕の親の世代くらいだろうか。僕が引っ越して来た時から、時々、ちょっとしたものを持って来てくださる。それは、お赤飯を炊いた時だったり、果物をいただいた時だったり…。
僕も中元や歳暮にいただいたものを、差し上げていたのだけど、彼らからいただくものも、頻繁ではなくて、こちらがあまり気にならないくらいの頻度。
数日前、会社に行く時に、遠くから自分の部屋の洗濯物を見ようと眺めたら、隣の家のベランダから、垂れ下がるように植物が生い茂っていた。後で家の植物に水をあげる時に、何気なく覗いたら、それは、紫色の豆の花だった。
朝、ピンポンと鳴ったので玄関を開けると、隣のお婆さんが立っていた。「うちのベランダで朝採りしたキヌサヤ。召し上がってみて。朝採りだから」。やけに朝採りを強調するものだから、可愛かった。
今夜は、鶏肉を照り焼きにして、普通は、白髪葱か茗荷などを添えるのだけど、お婆さんにいただいたキヌサヤを千切りにして生で合わせてみた。キヌサヤ自体の甘さがとてもいい感じだった。さすが、朝採り。
照り焼きも、先週末の大分から買って来たカボスの果汁を使ってみた。本物のカボスは、今の時期には無いけど、カボスの果汁も、とても使い勝手がいいことが分かる。なんと言うか、柚子ほど主張しないで、そっと寄り添う感じ。
★鶏の照り焼き(さっぱり風)
1.鶏のもも肉1枚の皮目にフォークで穴をいくつも開けて、お酒大さじ1、薄口醤油大さじ1につける。そのまま10分から20分おく。
2.小さな器に、お酒大さじ1、薄口醤油大さじ1、柑橘系果汁大さじ1、胡麻油小さじ1を用意。
3.フライパンに、胡麻油大さじ1を熱して皮目から焼く。皮に焼き色が着いたら、裏返して焼く。焼き時間はだいたい9分から10分くらい。
4.鶏肉を切って器によそい、2をかけて、葱や茗荷やピーマンなどの千切りを添える。
※普通、照り焼きは、濃口醤油にみりんを使うのだけど、甘い料理ではなくて、さっぱりと食べたい時は、こんな照り焼きにすることが多い。
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