アカデミー賞の一日。

毎年この日の朝は、お休みをいただいて、M&Kカップルの家に急ぐ。一年の内でも、最もドキドキするアカデミー賞授賞式の日だ。
今年はKが料理を作ってくれるので、チーズと簡単なサラダと、ワインを持って出かけた。
今回、作品賞10本の内、4本はまだ観ていないのだけど、それでも、どの作品や監督、俳優たちが授賞するのかは毎年のことながら本当に楽しみだし、映画を愛する人々の祭典は、映画好きの僕らにも、夢や希望を与えてくれる。
監督賞を、アン・リーが授賞したのはとても嬉しかった。アジア人という枠を超えて世界で活躍し続けるアン・リーは、僕が尊敬している監督だ。
レミゼのパフォーマンスは感動的だし、助演女優賞で、アン・ハサウェイが授賞して、本当に嬉しかった。Kとはじめて福岡で観た思い出の映画だったから。
今回、アン・ハサウェイはスピーチの最後に、自分の役のような人生を送る人が、いつかいなくなることを願うと言ったことに、胸を打たれた。
そして、作品賞を取った「アルゴ」は、昨日偶然観たのだけど、とてもよく出来た映画だと感心した。監督でもあるベン・アフレックが、どんなにハリウッドから干されようとも、不屈の精神で映画を撮り続けたという情熱に心動かされた。
これからも、いつまでも、映画好きの友人たちとともに、こうして毎年、ワイワイ飲みながら、アカデミー賞を観ることが出来たら、幸福だなぁと感じた一日だった。
MとKに、感謝です。
いつも、ありがとう。

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