温かいプレゼント

昨夜、京都から帰って来たので、大晦日はバタバタと買い物をして、年越し蕎麦を食べるべく、S太郎と家のそばの「勢揃い坂 ぎん清 http://sobaginsei.com」へ。「ぎん清」は、日本酒を飲みながら、のんびりつまみをいただける穴場的蕎麦屋です。
その後、僕のホームバーである「Bridge http://bar-bridge.com/index2.html」へ行きました。しばらくすると、K太郎がやって来ました。
彼は今晩、僕がこの店に来ることを聞いていて、僕の誕生日祝いを持って来てくれました。綺麗なワインオープナーと、僕の敬愛する、ジョン・カサヴェテスの本。
僕が、最も愛する映画は、このジョン・カサヴェテス監督の「こわれゆく女」です。
当時この映画を作るためのお金の無かったカサヴェテスは、自宅を抵当に入れて半分の資金を。刑事コロンボのギャラからピーター・フォークがもう半分を捻出したと言います。
「ぼくらは愛がいかに困難かということについて、そして、正反対でありながら互いに尊敬し合っている二つの異なる家族出身の、文化的にまったく違う二人の人物のラヴ・ストーリーを作ることがいかに大変かについて語りあった。」(本文より抜粋)
彼がどんなことを考えながら、映画を作っていたのかが、彼自身の言葉で垣間見える本でした。
K太郎、いつもありがとう!
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